よくあるご質問

Q1
お仏壇の置く向きはどちら向きがいいでしょうか?

特にこだわる必要はありません。お仏壇を祀る気持ち”こそが大切なことです。
家の中で一番いい部屋といいますと、座敷になりますがここにお仏壇を安置する人が多いようです。
しかし建て売り住宅やマンションではそれもままなりません。
そこで、いちばん清潔な場所を選んで安置場所とすることが肝心でしょう。この場合、直射日光がさし込む所や、湿気の多いところはさけ、家族そろって礼拝しやすい所に安置します。 一般に向きは南面北座(南向き)や西方浄土(東向き)がいいといわれていますが、そんなにこだわる必要はありません。
また仏壇をタンスなどの上に置くことはよくないと言いますが、場所がなければ、一時的にはそれも仕方ないでしょう。
要は”お仏壇を祀る気持ち”こそが大切なことです。
安置する場所が決まれば自ずと大きさが決まります。
巾、奥行き、高さの三点を基準にして好みに合ったものを選びます。
巾は扉の開閉の関係がありますがら、少し余裕をもたせておくことが必要です。


Q2
お仏壇はいつ求めるのが良いですか?

仏壇を求める時期については特別にはありませんし、何でもないときに購入しても何らさしつかえはありません。
お仏壇を買われる方の動機で一番多いのは、身内の人が亡くなったとか、年忌法要をむかえるため調えるとかです。
つまり動機は”必要にせまられて”が多いようです。
それはそれでいいのですが、仏教本来のあり方『み仏の教えに従い、心豊かな生活を願う』ということから考えると、お仏壇の真のあり方とはやや遠いものです。
ですからお仏壇を購入する時期は新世帯を持ったときや、信仰心が芽生えたときであってしかるべきです。
位牌を置く、年回忌をつとめることも大いに大事ですが、その前にまず感謝の念と家族の平和と心の豊かさを求める求心点としてお仏壇を求められることが肝要でしょう。
仏壇を買うと新仏が出来るとか、閏年には買うものではないとかは迷信の最たるものです。
初めてのご購入でしたら、四十九日の忌明け法要までにお選びになるのがよろしいでしょう。 「思いたったら吉日」という言葉があります通り、買うと思いたった時が一番よいのではないでしょうか?


Q3
仏壇を購入したら、どうしたらよいですか?

お坊さんに来ていただくか、又はお寺さんへお持ちして開眼法要を営んでもらいます。
新しくお仏壇を買い求められ、ご本尊をお迎えするにあたっては、適当な日を選んで法要を営まなければなりません。
俗に「御魂入れ」「お性根入れ」などとよばれるもので、お坊さんに来ていただくか、又はお寺さんへお持ちして開眼法要を営んでもらいます。
これは新しくお迎えした御本尊を家族みんなが、丁重にお迎えし、お仕えさせていただく大事な法要です。
宗派によっては「入仏慶讃法要」ともよびます。


Q4
開眼供養の際、お坊さんにお渡しする謝礼金の袋の表書きはなんと書けばよいのですか?

「御布施」でOKです。
開扉供養御礼、入仏慶讃御礼、御移徒御礼、入魂料などと書いてもOKですが、「御布施」と書けばほとんどの場合で通用します。


Q5
唐木仏壇の「唐木」とは何ですか?

「唐木」とは、外国産の銘木という意味です。
唐木仏壇は、明治時代に、大阪や東京の指物師によって作られた仏壇が始まりで、塗仏壇のように漆で塗り、内部に金箔を貼ったりせず、木材そのものの素材の持ち味を生かした仏壇です。
当時の指物師は唐木を用いた精巧な細工を施す技術を持ち、拭き漆仕上げにしていました。まさに職人芸の最たるものでした。現在では機械加工の技術が発達する反面、 手作りの技術者は極めて少なくなりました。どうしてもコストが高くつく為、後継者が育たないからです。
東京都ではこのような職人を『伝統工芸士』に指定し、伝統文化の保存に努めています。
その後、大阪仏壇を模した仏壇が徳島の家具業者によって量産される様になり、東京仏壇は静岡や会津などでも安価品が出来るようになりました。更に現在では、タイや中国でも安価品が生産されるようになってきました。
ところで、唐木と言うと、筆頭に挙げられるのが、紫檀、黒檀、タガヤサンです。これらの素材を用いた工芸品は大半が唐の国(中国)から渡来したからですが、昔は唐と言うと中国の他に、漠然と外国という意味もありました。 例えば、「毛唐」というと白人を指し、「唐・天竺」というと中国とインドですが、韓国を除く外国という意味でも用いられていました。
従って、唐木とは外国産の銘木と解釈しても良いでしょう。
現実に、紫檀、黒檀、タガヤサンなどはいずれも中国では産出しません


Q6
「東京都伝統工芸士」とは?

東京都知事が認定した高度な技術・技法を保持した東京都指定伝統工芸品の製造に従事する人です。
「東京都伝統工芸士」とは、東京都の指定伝統工芸品の製造に従事する者のうち、特に高度な卓越した伝統的技術・技法を有する者を、東京都知事が「東京都伝統工芸士」として認定した人の事です。


Q7
翠雲堂の店頭表示にある「本紫檀」と「紫檀」の違いは何ですか?

翠雲堂では、本物の紫檀を使用したお仏壇だけを「本紫檀」と呼んでいます。
紫檀は、タイ・ラオス・ベトナムで産出するマメ科の大木で、芯材は堅く、黄橙色ですが、空気中に長時間さらしておくと暗紫紅色に変色するため、「紫檀」と名づけられています。
黒檀同様、、木目、木理の美しさが珍重されていますが、現在では伐採を禁止されており、紫檀の入手は大変困難になり、また希少価値が加わって、価格が高騰するようになりました。
そこで仏壇業界では、紫檀によく似たアフリカ産のパオロッサ、パドック、ブビンガという木(木目は似ているが、空気にさらしても変色しない)を使うようになり、これらも「紫檀」と呼ぶようになりました。
しかし、本物の紫檀とは、産地・材質共に異なるものです。
仏壇店の中には、これらを区別せずに全て「紫檀」だと偽って販売している業者が多数おります。

仏壇店 翠雲堂では、本物の紫檀を使用した仏壇を「本紫檀」、パオロッサなどを使用した仏壇を「紫檀」と明確に分けて表示しております。
各仏壇に備え付けられている「品質表示票」にも明記されておりますので、よくご確認ください


Q8
私の家は真宗東本願寺派で、法名は授かりましたが、位牌はありません。 仏壇は父の代からあり、ご本尊は阿弥陀如来です。 昨年妻の母が他界し、妻は仏壇店で位牌を購入し、戒名を彫って貰い、御霊入れをお寺に頼んだら断られてしまいました。 どうしたらよいでしょうか。(妻の実家は真言宗です)

奥様の実家のお寺で御霊入れをして貰うと良いでしょう。
奥様の実家にお位牌を送り、実家のお寺で御霊入れをして貰うと良いでしょう。勿論そのお位牌をあなたの仏壇に祀っても差し支えはありません。奥様の為に二つの仏壇を持つ必要はありません。


Q9
他界した父の相続遺産でお仏壇とお位牌を求めたいのですが、未だ父の墓地がなく、どの宗派の仏壇にして良いか迷っています。

父方の実家で宗派を確かめた上でご購入を。
確かに、宗派によりご本尊が違ったり、戒名が違ったりします。
葬儀の時は通常、亡くなった方の実家の宗派に則って行われます。
葬儀社で間違える場合もありますので、父方の実家で宗派を確かめた上でお仏壇を求めると良いでしょう。 寺院墓地の場合は、なるべく同じ宗派がよいですが、宗派が違っても差し支えありません。


Q10
私は長男、妻は一人娘です。どちらも田舎に墓地がありますが、東京で暮らしており、墓参が不自由なので住居に近い所に墓地を探しています。 民営墓地は住居から遠く不便ですので寺院墓地を探しています。妻の寺は真言宗、私の寺は曹洞宗です。どちらの宗派の寺院にしたらよいでしょうか?

どの宗派でも差し支えありません。
確かに、宗派によりご本尊が違ったり、戒名が違ったりします。
葬儀の時は通常、亡くなった方の実家の宗派に則って行われます。
葬儀社で間違える場合もありますので、父方の実家で宗派を確かめた上でお仏壇を求めると良いでしょう。 寺院墓地の場合は、なるべく同じ宗派がよいですが、宗派が違っても差し支えありません。


Q11
お通夜・葬儀・四十九日などのお経料は幾ら払ったら良いのでしょう。お坊さんに尋ねたら「お志で結構です」と言われました。

お経料には確とした相場はありません。
お経料には確とした相場はありません。 お志とは「分相応の謝礼で良い。」と言う意味ですが、勿論戒名代も入っています。
これでは幾らお払いして良いか解りません。
お坊さんの格式なども考慮に入れなければなりません。
又、主役の導師と脇役の伴僧でも違います。
親戚や知人などと相談し、余り失礼にならぬよう注意すべきでしょう。


Q12
毎年、春・秋のお彼岸になると、多くの人が墓参に行く為、東京では車が渋滞して往生しています。 墓参は彼岸の時に行わなければならないのでしょうか。 又、春分・秋分の日に、彼岸会の法要が行われる理由が解りません。

親族の都合の良い日を選んで墓参をし、法要を営んでも差し支えありません。
墓参は必ずしも彼岸に行う必要はありません。
毎月、故人の祥月命日に墓参する習慣もありますが、 今では四十九日の後は、百ケ日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌などに法要を営み墓参をしますが、 それだけでは墓参の機会が少なく、江戸時代になってから、一般庶民が彼岸会の法要の際に墓参をする習慣が定着しました。 従って親族の都合の良い日を選んで墓参をし、法要を営んでも差し支えありません。
現に一周忌などの法要も、土曜や日曜に行う家も少なくありません。
公営墓地や民営墓地で、只の墓参だけを目的としているのなら尚更です。
彼岸会の法要はインドにも中国にもない日本独特のもので、その起源については諸説があり定かではありませんが、 平安時代の初期(約1000年前)彼岸の中日を挟んで一週間の法要を宮廷で執り行われたのが始まりとする説が有力です。
尚、彼岸とは 死後の極楽浄土の世界を指し、それに対し現世を「此岸」と言います。
彼岸と此岸は三途の川の向こう岸とこちら岸と言う意味ではありません。
浄土思想が藤原時代から定着し、浄土を象徴する阿弥陀如来や仏堂の前に、現世と隔てる池が設けられ、六波羅密の戒律を守る事により彼岸に達する事が出来ると言われています。
宇治の平等院や奈良の秋篠寺、平泉の毛越寺などが代評的な遺構です。


Q13
お通夜やお葬式の会葬時の服装は、男女共なるべく喪服を着けるよう言われていますが、平服でも良いと思うのですが?

衣服よりもむしろ、故人を弔う心の方が大切なので、服装にこだわる必要は無いですが、派手なものは避けるべきでしょう。
本来、喪服は喪に服している親族の着用する物で、一般の会葬者は着用する必要がありません。
但し、余り派手な衣装を着用する事は避けるべきです。
いつの間にか黒い喪服を着用する習慣が出来たのは日本だけです。
外国の告別式ではこのような事はありません。
又、北陸では喪主や喪家の人が白装束を着用する所もあります。
衣服よりもむしろ、故人を弔う心の方が大切なのです。

反対に結婚式や披露宴ではなるべく華やかな装いがよいでしょう。
女性はそうするのですが、男性が黒い喪服を着用し、ネクタイだけを白にしているのは日本人だけです。
結婚披露宴の様な場合は、外国では、パーティー用のフォーマル・ウエアー(燕尾服やイーブニングドレス)があり、和服にも同様に羽織袴や留袖などがありますが、それ程こだわる必要はないでしょう。

余談になりますが、葬式を告別式とも呼ぶのは、葬式は身内だけで行う「密葬」と公に行う葬儀とを区別して「告別式」(お別れの式典)と呼んだのが始まりです。

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