お輪(りん)について

お輪(りん)について

お輪はお仏壇に付帯した道具として、欠かす事が出来ません。
お輪は寺院で使うケイス(ざる鐘・キンとも呼ぶ)を模した読経の際に用いられる打楽器の一つで、欠く事の出来ないものです。 宗派により、この他に木魚や木鐘が使われますが、一般に家庭で読経する人が少なく、念仏を唱える程度ですからお輪だけで十分ですが、読経したい人は仏壇店に行くと、その宗派の経本や木魚・木鐘なども売っていますので、お求めになると良いでしょう。

お経は、サンスクリット語の経典を漢文に翻訳したもので、漢文のまま棒読みをしていますので、ただ聞いているだけでは何のことかさっぱり解りませんが、経本を見るとおおよその意味が解ります。 仏教が伝わった時代は日本には文字が無かった事や、漢訳されたお経が既に漢詩の形態をとっていたり、独特の韻律があった事から、漢文のまま棒読される様になり、「唱名(しょうみょう) 」とも言われています。

唱名の伴奏として使われるのが、太鼓、ケイス、木魚、銅鑼、妙鉢、木鐘などの打楽器で、特に音色が美しいケイスは最も重要な役割を果たしています。  家庭で用いるお輪はケイスの極めて小型のものですが、音色が澄んで、余韻の長い物を選びたいものです。 良いお輪は銅と錫の合金で作られますが、合金の割合などがメーカーにより異なり、音色も違いますので、仏壇店で音色を確かめてから購入するようにしましょう。 また、良い音色のお輪程、割れやすい傾向がありますので、落としたりしないよう取り扱いにも注意しましょう。

お輪の良い音を出すには、上から叩かず、お輪の縁を横から輪棒で軽く叩くようにすると良いでしょう。

純金や十八金のお輪は資産価値はありますが「お輪」としての本来の目的から逸脱した物と言えましょう。

いづれにしても仏壇店で現物を確認した上でお求めになる事をが大切です。

お輪について

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