仏壇・仏具の用語集

仏壇・仏具の用語についてご説明します。
ここに記載の無い用語で、ご不明な言葉などがございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。

株式会社 翠雲堂本店
111-0041 東京都台東区元浅草4-9-14
TEL:0120-17-0209(フリーダイヤル)/ FAX:03-3842-0266
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本紫檀・紫檀(したん)

紫檀はマメ科の喬木で、インドやタイ、ラオス、ベトナムなどに自生しています。
唐木と呼ばれているので、中国産と思われるかも知れませんが、中国では産出していません。
木理(もくり=木目のこと)が緻密で堅く、製材した時は人参のような色ですが、長時間空気に晒されると暗紫色に変色する事から「紫檀」という名称が付けられています。

翠雲堂では、本当の紫檀を用いた仏壇を『本紫檀』と表示しており、更に通常の紫檀は品質表示票にソノケリンと明記して販売しております。

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ソノケリン(Sonokeling)

マメ科の樹木。インディアン・ローズウッドの種をインドネシアで育てたもの。
インドネシアは高温多湿のため成長が早いが目が粗い。

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チンチャン(ching-chan)

マメ科の落葉高木。
別名、手違紫檀。
心材は紫褐色、赤褐色で黒や暗紫色の縞がある。本紫檀より淡い色調。辺材は淡い黄褐色。
産出国はラオス、ベトナム、カンボジア
紫檀の仲間ですが、製材後変色しないことから、突き板(=単板:厚さ0.2ミリ前後にスライスしたもの)を家具や壁版に貼って使われています。

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ブビンガ(bubinga)

マメ科。
産地はカメルーンなど熱帯アフリカ。心材は赤褐色、赤い縞がみられる。辺材は淡色。

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黒檀(エボニー:ebony)

仏壇に用いられている縞黒檀は、セベレス島にのみ自生する柿科の喬木です。
特にセレベス島の北部で産出される黒檀は、縞目が細かく素直な材が多く、見た目にも美しく珍重されています。仏壇では、主に扉の鏡板に用いられています。

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鉄刀木(タガヤサン)

タイ名:キレット(Kilet)
英名:ボンベイブラックウッド (Bombay black wood)

昔はタイから輸入されており、現在は紫檀同様、周辺国から僅かに輸入されている程度でタガヤサンの仏壇は極めて少なくなっています。 「鉄刀木」と言われるように極めて堅牢な木材で淡黄茶色をしており箸などにも良く用いられています。
竹を切った様な独特の木目をしている事と、長期間空気に晒されると、色が焼けて濃くなる性質があります。
同種の材には南米のウエンジがありますが、色が黒く色斑があります。

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カリン

カリンは日本の花梨とは全く異なるものです。
ミャンマーから良材が建築材として入荷しますが、色合いや木目に風情が無く、戦前は暗紫色に着色され用いられていました。
現在では、殆ど仏壇には用いられていません。
一時期、徳島のメーカーがセピター材に着色をしてカリン材として販売したことがありましたが、現在では見られないようです。

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欅(けやき)

国産材で、唐木仏壇の素材として最も多く用いられているのは「欅(けやき)」です。
仏壇に用いられる欅は、年輪の積んだ良質のものでないと美しい木目が出ませんので、比較的高価なものになります。
楡(にれ)を着色した安価品も出回っています。
お求めになる時は販売店で確認すると良いでしょう。
因みに欅はニレ科の植物です。
尚、戦前のけやきには、玉杢(樹木の瘤(こぶ)のような所をスライスすると現れる、比較的大きな同心円形の模様)や如輪杢(玉杢の中の最上級の模様)
などの超高級品が長火鉢や仏壇の扉などに用いられましたが、現在では伐採し尽されて全くありません。

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桑(くわ)

本来、桑が珍重されたのは、大島、三宅島、御蔵島など、伊豆七島に自生している『島桑』の根杢(ねもく:木の根から切り出しマーブル状の美しい木目の部分)です。
木目が美しく珍重された物で、現在では殆ど伐採され尽くしており、希少価値の高い銘木です。
現在、仏壇に用いられている桑の大半は中国からの輸入品で、根杢のない材ですから、銘木としての価値は全くありません。

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屋久杉(やくすぎ)

屋久杉は「屋久島にのみ自生する樹齢千年を超える杉」のことで、天然記念物に指定されている為、完全に伐採禁止になっています。 但し、台風などで倒れた「風倒木」のみが僅かに出荷されています。
屋久杉と言っても実際は内地の杉と全く同じ木で、樹齢200年程度の物を「小杉」と言い、市場価値は内地の秋田杉と同じです。
樹齢数百年の秋田杉や魚梁瀬杉などでも屋久杉と同様な美しい「笹杢」の板が取れますので、天井板にも使われていますが、樹齢千年を超えた木材ではないので、屋久杉という表記はしていません。
屋久島の風倒木でも、樹齢千年に満たない材(杉とは限らない)は、鹿児島県森林管理署では屋久杉とは称していないのですが、民間では屋久杉と称して売買されているものが多くあります。
又、台湾産の「紅檜」も、500年以上の材になると屋久杉に似た笹杢材が得られる為、能代の天井板メーカーに大量に販売されていた時代がありました。
屋久杉は普通の杉のような色をしているので、淡黄色の紅檜に着色して「屋久天」と称して販売したものでした。
紅檜も15年ほど前から伐採禁止になっており、現在では、入手困難です。
いずれにしても「屋久杉」と称して売られている仏壇の大半は、齢千年を超える屋久杉とは言いがたいが、笹目の美しさについての希少価値から、屋久杉と名づけたものです。

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桜(さくら)

国産材で家具などに用いられる『桜』は、「染井吉野」や「八重桜」ではなく、同じバラ科の喬木である「マカンバ」や「シュリ桜」で、材質は堅牢ですが、仏壇には全く用いられていません。
紫檀色に染めた最も安価な仏壇を「サクラ」と称していた時代がありました。
現在では、アガチスなどの安価な南洋材を桜と称しているメーカーもあるようです。
桜材と表示している仏壇屋は本物の桜材を知らないからでしょう。

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南洋材(なんようざい)

輸入材木のうち、アジアの熱帯地域の国々で産出する木材のこと。

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セピター(Sepetir)

マメ科の樹木。
マレーシアからフィリピン、東南アジア、アフリカ等の熱帯地域に分布。
心材は黄~赤褐色。辺材はやや淡い色。濃いめの縞があり美しいが、空気に触れると黒ずむ。装飾用材、家具材、フローリング、仏具材等に利用されています。

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メタンジョンコン

南洋材で導管が虫食いみたいな筋が入っており、セピター同様、仏壇の芯材として多く使用されます。

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ウレタン塗装

木製品の表面仕上げに一般的使われている塗装法。
木の表面にウレタンの皮膜をはり、木の表面を湿気や汚れから守ります。
汚れがつきにくく、お手入れも簡単な事が特徴ですが、塗膜面の摩擦による傷などは修理困難です。
熱にも弱いです。

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オープン塗装

本来の木目を見せたまま(オープンな)塗装方法です。(木目を隠して本来の風合いを消す塗装を鏡面塗装といいます。)
オープン塗装は、良質の木でないとできない塗装です。

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セルローズラッカー

ウレタン塗装が二液製の塗料に対して、一液製の塗料で塗装した後がしっとりした暖かみのある光沢を出すが、キズが付きやすいのが欠点です。

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折上げ格天(おりあげごうてん)

天井の四隅を90度のアールをつけて角を丸く折上げた天井の事。
寺院の本堂で高級な仕上げでは折上げ天井になっています。

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吹き出し仕上げ

下台の片方の引出を押すと、もう一方の引出が出てくる精巧な仕上げの事。高級タンスの引出によく見られます。

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本金川又絹地

絹地に本金箔を手押しした最高級品。

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中金

仏壇の背板に貼る金紙のことで、本金で無い低価格の金色の紙のこと。洋金(真鍮で作られた箔)とも言います。
本金箔とは異なり、酸化が早く黒くなるのが欠点です。

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四君子彫り(しくんしぼり)

中国で最も貴ばれている植物で竹、梅、菊、ランの四種類を用いた図柄。

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柾目(まさめ)

材木の切り方で、渦をまいた板目に対して、真っ直ぐな目の板の事。将来的に板目は多少婉曲してくるのですが、柾目は反る様な狂いがない。当然1本の木からは柾目は板目に対してたくさん取れない貴重な切り方です。

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